

今度は七歳用。シブイ紫で。実は一度肩のところで切り離して裁ってしまい(大失敗の大慌て)、2枚目のちりめんなのです。やはり無地だったので、初めて「おしゃれ工房」に載っていた『日本刺繍』に挑戦しました。組み立て式の木製刺繍台、日本刺繍糸・針などを扱っているところは東北にはありませんでした。電話での注文のため、色も「濃い~薄いピンクを違いがわかる程度に4段階で」とか、なかなかタイヘン。また、糸はよっていないので、自分でよりをかけます。これがまた均一にならなくて難しかった。
そして帯は着物の古着やさんで昔の帯を子供用に仕立て直してもらいました。小物類にもこだわりました。半襟はちりめん2色を重ねて。はこせこは私の七歳のときに使ったものを母が取っておいてくれたので、紫系のちりめんをボンドで貼り付けました。髪のリボンは昔私がはかま用に作ったもの。帯締め・帯揚げ・しごきなどは、気にいった色が見つかるまで、何軒も回って探しました。もうここまできたら執念です。最後の仕上げで妥協したくない。いいものだったので、当然お値段はこの3つの小物たちのほうが着物の材料費よりかなり高くつきました。手作りって・・・結局高くついてしまうんですね・・・
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