ちょっとプロっぽい素人さんのCMがあまりに頻繁で、ちょっとウンザリなや○や。
最近の雑穀ブーム、ココが広めたんだろうな~

ときどき、雑穀黒米ごはん

おべんとにも
日本では縄文時代の昔からあわ、きび、ひえ、はと麦などの雑穀が栽培されていたらしい。稲作が始まってからも雑穀は作られ続けてきた。現代では、これらは家畜の飼料というイメージがあるが、それでも、「真っ白なごはん」を食べられたのは一部の裕福な家庭であって、一般家庭において白米が主流となったのは戦後の話という。
最近はスローライフの見直しと健康志向からのブームで、また雑穀にスポットがあてられている。
しかし、そのブームのずっと前から、雑穀を作り続け、食べ続けた県がある。
それは、岩手。
やませ(夏季にオホーツク海から吹く北東風→冷たく湿った風が雲や霧を発生させ→東北太平洋側に日照時間減少や気温低下をもたらす)による冷害の被害が大きかったから残ったんだろうね。今では品種改良により寒さに強いおいしいお米がとれるようになったけど、そんな地道で質素でたくましい岩手、好きだな~
国内で流通している雑穀の9割以上は輸入。残りの1割弱のうち、国内産雑穀の6割を生産しているのは岩手県。 中でも宮沢賢治のふるさと花巻市はその6割を占める。また、古くから雑穀産地として歴史がある二戸市が2割。もともと雑穀は農薬や化学肥料を使わないで育つというが、有機栽培や生産者を明記したこだわりの生産販売など、自治体や農協が地域をあげ生産拡大の取り組みを進めているらしい。
安心、安全、しかも栄養価が高い。アレルギーの観点からも、雑穀はオススメだという。
母は私が子どものころから、ときどき白米や胚芽米に少々の雑穀(あわ、ひえ、きび、アマランサス等)を混ぜて食べさせていた。セキセイインコを飼ってから、えさの取替えをときどき手伝ったが、「あ、コレ、ご飯に混じってるのと同じだ

」と、ショックを受けた記憶がある。母に訴えると、「白米ではとれない栄養が入っているんだよ」って言われたことを覚えている。以来、抵抗なく、ときどき混ざっているご飯を食べた。でもお弁当が始まると、自然に白米のみになっていった気がする。
大人になって(20年くらい前)、土産品を扱う物産館などで雑穀パックを見かけ、岩手は雑穀が特産品なんだと意識した次第。白米では不足するビタミン・ミネラルなどの栄養分や食物繊維を補うことも知った。社会人になって一人暮らしをしてから、懐かしくてときどき自分でも買って食べていた。いつも、ひと袋使いきる前に飽き、忘れちゃって、賞味期限切れで捨ててたけど。
それからしばらくたって、
奈美悦子さんの雑穀ごはんをテレビで見て、思い出したように注文してみたりもした。
でも、今は岩手県産の雑穀に落ち着いている。スーパーで売っている雑穀の裏の表示を見ると、ほとんどが外国産。岩手産はふるさとのひいき目もあるけど、なんか安心だし、そんなに高くないから。

今食べている雑穀と黒米

コチラ⇒
プロ農夢 花巻 雑穀市場オンラインショップ で買えます。
また、黒米はもち米なので、混ぜるとモチモチ度アップ。黒米については、10年以上前、知り合いが勤めていた坂本ファーム(現
坂本バイオ)で開発された古代米をいただいて初めて知りました。以降、ずっと忘れていたけれど、
秋田大潟村から黒米をいただいて、その良さ再認識。その自然な色もうれしいです。

ココからはせんべい汁のハナシ
ちょっと前の話だけど。盛岡に帰ったとき、両親と、雑穀料理を食べるため、県北二戸市を訪ねました。目的のお店はもう閉店してなくなっていたんだけれど、二戸駅で人に「オススメの雑穀料理店」を尋ね、行ってきました。
南部せんべいの巌手屋 自助工房四季の里と南部煎餅茶屋
左は南部煎餅茶屋、右は四季の里


お店から見える風景

福みみせんべい汁定食

コレでなんと 800円
せんべい汁は青森かと思っていたら、岩手県北の郷土料理でもあるのね。同じ南部藩の南部せんべいだもんね。
せんべいの真ん中の部分が下に入ってて、上にはせんべいのみみがのっている。中はやわらか、みみは歯ごたえアリの食感の違いがオモシロイ。

雑穀入りひっつみ御膳

ひっつみにはふつうの小麦粉のみのひっつみと雑穀入りひっつみがあり、選べる。ひっつみの詳しくは過去記事⇒
ひっつみで。
どちらも雑穀ごはんと煮物つけものの小鉢がつき、どれもとってもおいしかったです。昔ながらの建物も趣があり、満足度100パーセント。これだけのために、いわて銀河鉄道で、盛岡から二戸まで行ったワシら、さすがです

せんべい汁は初めて。八戸出身の友だちママポケから聞いてはいたけど、せんべい汁いいね~~ひっつみよりお手軽だわ。↑のお店のものじゃないんだけれど、コレ買って、家でも作ってみました。

ウチでせんべい汁

スープもついてて簡単らくちん。
具はごぼうにんじんだいこん油揚げ鶏肉しいたけ。せんべいは麩に近く、それより口溶けがいい。私は煮てふやふやなのが好き。ダンナ・娘たちは入れてすぐの固めが好き。
コチラ⇒
南部せんべい.com せんべい汁で買えます。
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秋田は米を食って関取に、岩手は粟(?)を食って政治家に(?)・・・間違っていたらごめんなさい。 という言葉を聞いたような気がして、秋田で探すのを諦めて、
雫石の道の駅に行ってきました。
そうしたらありました!!国産100%!
岩手に行ったら必ず探さなきゃ。
豊かな秋田と貧しい岩手が象徴的に言い表されてる!
秋田に行った年、中高生の体格の良さにもビックリしたものよ~~
そっか、雫石あねっこまでわざわざごくろうさま。自分で運転してったの?つかれたべ~?そういえば、昔一緒に行ったことないっけ?もっと手前だったかな?46号線の途中で偶然会ったんだっけか?とにかく、秋田盛岡間のドライブインか道の駅で一緒に買い物した記憶が・・・
雫石あねっこの「あねっこバーガー」がおいしいらしいね。食べたことないんだけど。
雑穀は岩手のお土産やさんにたいていあるよ。見てみてね~