瀬戸物の瀬戸って、瀬戸内海じゃなかったのね・・・瀬戸市って愛知県だって、こっちにくることになってから認識しました。
「せともの」といえば、やきものの代名詞。ここ瀬戸市はそのせとものの生産地で、その歴史は1300年だとか。
せともの祭りは、江戸時代にこの地に磁器焼をもたらした磁祖・加藤民吉の遺徳をしのび始まったお祭りらしいです。当時、瀬戸の陶器は磁器におされ低迷していたころ。民吉は代々の窯屋を継げる長男でなかったにもかかわらず、奉行らの援助を受けて九州で修行し、苦労しながらもひととおりの技術を学びこの地にもたらしたそうな。そのころ有田では、磁器の製法がもれるのを防ぐために秘密がまもられていたから、学ぶにも転々としたようです。
1807年、民吉が瀬戸に帰って新たに磁器焼をはじめたときから、ちょうど今年で200年と、記念の年なんですね
せともの祭りは、毎年9月第二土・日曜日開催。瀬戸川沿いにせともの市がずらりと並び、毎年50万人が来場するそうです。ホント、店の数も、人も、すごかったです。とんでもなく安いし・・・それでもなお、値切って買うのが普通なんですって。

この写真はお祭りの一部です。もっと広い範囲でお店が立ち並んでいて、全部は回りきれませんでした。って、一番の目的はイベント、窯神橋の上でのごんか総踊りとよさこい踊りへの参加だったので・・・もっとゆっくり、あきるまで見たかった・・・・

本日のお買い上げ品。もともとの値段も安かったので、値切れなかった。だってこんなに手がこんでいるのに。レンゲは30円、小さなはっぱのお皿は150円。

コレ、若い女性が売っていました。なんか水に浮いたハスのはっぱがオモシロイ。数も半端だったのですがなんとなく気になり、戻って買い!

コレ、ダンナの戦利品。土鍋なくて、ふつうの鍋で鍋料理してたので、一番でかいの、900円値切ったらしい。花瓶は焼酎入れるらしい。
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量がたくさんで、安いなんて!秋田でいえば、野菜産直売り場?
それにしても、「よさこい」のおかげで、世界がグングン広がってるね!
ハイ、ウハウハでした~そう、秋田のそこここにある産直野菜のように新鮮?で安かった~だってあるお店のおじさん、「昨日窯から出したばっかりだよ~」って呼び込みしてたもん。
たしかに、いろんなイベントに出るので、自分たちだけでは引っ越して1年目では行かないような、知らないところにも行けて感謝です。そして、コレにレポートするために、調べざるを得ない。頭よくなってくな~ぎゃはは~
「せともの」に対して「からつもの」もあります。東日本に広く流通したのが「せともの」。一方、西日本方面に流通したのが佐賀県の唐津焼です。こちらも有田の磁器におされて衰退という運命をたどります。今では復活して唐津焼の作家が活躍しています。
そういえば、同じよさこい仲間で一緒に行った奥さんが、せともの市に興味なさそうだったので、「見なくていいの?」って聞いたら、それこそ実家が佐賀で、有田焼とか親戚から送られてくるから、買わないし見ない」って。そっか~有田焼プラス「からつもの」派だったのね~コレ、知らなかったよ~~
でも、どこも、歴史があるからこそ、若い作家さんが復興がんばってるね~いいことだ!