どんどはれ、どんとはれ、どんどばれ・・・と、いろいろあるらしいのですが、私のふるさと岩手の昔話の最後に必ずつく決まり文句、「めでたしめでたし」って意味の言葉。なぜか私は、いつも「どっとはれ」を使います。最近朝の連ドラで有名になりましたが、これは子どものころから何度も聞いたなじみ深い言葉です。
毎日、毎日、生きるのって難儀ですよね~普通に生活していても、落ち込むこと、いらだつこと、日に何度あることか。子どものころは友だちとけんかして悩んだり、テストがいやだったりで早く大人になりたかった。でも、大人になって気づきました。年をとればとるほど、悩みは深く重くなるってことに。
でも、最近はすこしラクに考えられるようになりました。すべての物事がうまく進み、カンペキにできるわけがない。だから、
一日一個、なにかがんばれたら合格!
ってことにしたんです。一日にひとつ、なにか熱中してモノを作ろう。手芸・洋裁・編み物・革。作る時間がなければ、一日のうち一食でも工夫してご飯作ろう。それもできなきゃ、こどもとお菓子かなんか作ろう(作らせよう、かな?)。それもできなきゃ・・・節約したりエコしたり、電車で席ゆずったり、なにか地球や人のために、小さなイイコトをする・・・って、結局なんでもいいんです。自分なりに一生懸命ひとつのことをしたら、こどもにさせたら、よしとしよう・・・ということなのです。そうすると、一日のうち、ぐうたらでダメダメな時間があっても、「ま、いっか、ストレス解消&エネルギー補給!」と思えます。大きな頑丈な棚をつくって、ズラッととぼけてそれに乗っちゃうんです。気楽にやる。自己嫌悪に陥らない。コレ、大事アルネ~
一日の終わり、枕に頭をつけたとき、ふと考えます。
♪ん~~今日はコレがんばったから、どっとはれ~♪