子どもの頃からマンガ大好き。「花とゆめ」は創刊号のときから読んでいました。「なかよし」「りぼん」「別冊マーガレット」・・・受験の数ヶ月前に泣く泣くやめたっけ。
就職・結婚・子育てでしばらく眠っていたマンガの虫。長女がマンガを読むようになって、またまた復活!マンガって読み出すとやめられなくて、時間を忘れてハマってしまいます。ダンナからは長女が勉強もしないでマンガばかりなのはおまえのせいだと言われます。ヽ(  ̄д ̄;)ノ
この「フルーツバスケット」は、長女に教えられたもの。はじめはアニメで観ました。監督は「おじゃる丸」の大地さん。テンポも音楽も声優もとってもよかった。それから、コミックは古本屋で大人買い。何度も読み返し、何度もナミダしました。
異性に抱きつかれると動物の姿に変わってしまうという十二支の呪いを受けて生まれた草摩家の人々と、両親をなくしても強く生きる透(とおる)という女の子のおはなし。とっぴょうしもない設定なのに、なんの違和感もなく、すんなりそれぞれのキャラに感情移入できます。みんなせつないほど優しいんです。よく雑誌でキャラ人気投票がありますが、このキャラたちに順位はつけられません。「主人公透は菩薩のようだ」と言ったのは仙人のような私のフルートの先生ですが、いろんな人にこのマンガを勧めては、一緒に泣く仲間を増やしています。
単行本は次巻23巻で終わってしまうそうです。早く結末をみたいような、まだまだ最後をみたくないような、複雑な気持ちです。